Demand a rubber dam if you are getting a root canal

AAE(American Association of Endodontists 米国歯内療法学会)の元会長であるDr.Rodaから興味深い記事がFacebookでshareされていた。

ABCのニュースである。

スクリーンショット 2016-08-06 1.11.41

要約すれば、根管治療を予定していた患者さんが歯科医のところ(何年もかかっている)へ行って治療をしたが、担当医が器具(ファイルのことと思われる)を患者さんの喉に落下させてしまった。床を探してもファイルは見つからず。

“後日探して見つかれば必ず電話する”と伝えたものの、電話は鳴ることはなかった。

なぜならばファイルは彼の喉から胃に落下したから。。。

数日後、彼は胃に刺すような痛みを覚えて緊急手術。

結果、器具は除去された(上記の動画参照)。

こんなことになるなんて想像もできなかった・・・こんな小さな器具が命を脅かすとは・・・

患者さんはこの歯科医師(GP)を相手に訴訟。結果、$675,000(6750万円)の賠償金は得たものの彼はいまだにこの仕打ちにトラウマを持ち続けている・・・。

ちなみにABCによればこのGPに取材を試みたものの返事がないとのこと。


正直、これだけの情報で何が原因で器具を患者が飲み込んでしまったのか?はわからない。

ただDr.Rodaの意見に私は同意する。

It’s hard to do this when a patient is wearing a rubber dam for root canal therapy. Although rubber dam use during a root canal is a mandatory standard of care, only 44% of general dentists who do root canal therapy, use it in every case. While there is no mention in this article about whether the dentist used one, I have some advice for patients: Demand a rubber dam if you are getting a root canal.

おそらく、この歯科医師は根管治療中にラバーダムをかけなかったのだ。

ラバーダムをかけてさえいればこのようなことは100%起きない。

IMG_0007

私はアメリカに行く前に、アメリカの歯科医師はみんなプロトコールをきちんと守り、根管治療であればラバーダムを100%するものと思っていた。

しかし、実際はそうしたことはほとんどなかった。

あるsurveyではアメリカではラバーダムをどのようなケースでも行う歯科医師は44%しかいないという。

そしてレジデントの同級生はみんな口を揃えて、

“GPで働いている時にラバーダムなんてしたことない、見たことない”というのだ。

アメリカはstrictに歯科医療を行っていると信じていた私は衝撃を感じたものだ。

それが証拠に、USCでも学生でさえ隙あらば何らかの理屈をつけてラバーダムなしで治療しようとする。

ラバーダムは根管治療において、Standard of Careであるにもかかわらずだ。

もし、あなたが根管治療を受ける予定であれば次の言葉を覚えておこう。

Demand a rubber dam if you are getting a root canal.

 

Demand a rubber dam if you are getting a root canal」への2件のフィードバック

  1. コメントありがとうございます。アメリカでもラバーダムをしないというのは問題になっています。しかしながら、スペシャリストであるEndodontistは必ずすると考えていいと思いますが、GPはdepends onです。Root canal txが必要になったら、Endodontistのところへ行かれる又は紹介状を貰うことをお勧めします。

  2. 初めまして。
    アメリカでは何も言わなくても100%ラバーダムは使用してくれるものだと信じていました。
    根幹治療をしなければならないことになったら、必ず’you are using rubber dam, right?’と確認します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。