
以前の治療の経過観察。
施術から2年が経過していた。
Ope後に矯正治療が開始されたという。そこは問題はない。ということで2年でどこまで変化が出るだろうか?初診時をまとめると以下である。
初診時(2022.10.8)
#9 Cold N/A, Perc.(-), Palp.(+), BT(-), Perio Probe(WNL), Mobility(WNL), Sinus tract(+)
頬側まで皮質骨が喪失しているので圧痛が出るのだろう。
そしてこれが、Sinus tractの原因だ。
Apicoectomyを同日行っている。
この後、矯正治療を行うということであったので2年経過をおいた。
歯牙はどうなっているだろうか?
#9 Apicoectomy 2yr recall(2024.12.20)
初診時に根尖部にあったSinus tractは消失した。
その他の検査も全て陰性だ。
矯正治療はまだ続くそうだ。
初診時にあった#9根尖部の透過像は消失した。
全て歯槽骨に置き換わっている。
初診時と比較した。
臨床症状も消失したことから、この日で終診とさせていただいた。
長い間、お疲れ様でした。